プロフェッショナル仕事の流儀 漫画家 井上雄彦
20211004
この動画をもう何度見たのかわからない
なぜここまで惹きつけられるのか。
自分の心にあるものを見つめそこに住んでいる人々(キャラクター)を描き出すということを
一念に深く深く心に分け入ってそれを作品に、仕事にしている
実はこの人のしたいことの核心は絵でもストーリーでもない
自分の心に住んでいるものをひたすら見つめたいという欲求である
そしてそのことを通じて自己とは何か世界とは何かという核心に迫ろうとしている姿である
一人自問自答し喫茶店をはしごする彼の姿に私は釘付けになる
修行僧でも哲学者でもない。一人の漫画家の姿だ
彼の徘徊する街や雑踏はそんな彼をそっけなく、しっかりと取り込みながら放っておいてくれる。
そんな背景と自分の追求する何かを孤高に見つめ続ける姿に私はいつも引き込まれるのだった
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